ソーラーウォーマー

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Q&A よくある質問

ソーラーウォーマーQ&A

ソーラーウォーマーについて、お客様から普段いただくご質問をまとめました。
こちらに掲載されていない事についてはお気軽にお問合せ下さい。

  • Qソーラーウォーマーはどのように除湿するのですか?

    • A「空気は11℃加熱されるたびに相対湿度が半減する」という現象を利用しています。22℃の加温で80%の相対湿度が約20%まで減少します。暖かい空気はまだまだ余分な水分を吸収することができるようになり、湿気を吸い取った空気を冷えないうちに換気して排出することが非常に重要です。少ない換気量では、湿気を排出する前に家の内部で冷えて結露となり、湿気やカビとなる危険があります。ソーラーウォーマーは十分な換気量で、冷える前に湿気を排出します。
  • Q床下や地下室の湿気対策、カビ対策はどのような仕組みですか?

  • Q梅雨時や夏の間も利用できますか?

    • A利用できます。ソーラーウォーマーの温風と換気で湿気を取り除くことができます。春〜夏にかけて、特に梅雨時はカビが発生しやすい季節です。床下や使用していない空間など、他より冷たい場所で湿気が結露やカビになりやすいので、床下や湿気の多い部屋、使用していない空間にとても有効です。
  • Q冬以外の季節は、室内に暖かい空気や湿気を取り込んで暑くなりませんか?

    • A運転しているともちろん暑くなります。人がいる環境ではスイッチをオフにしてソーラーウォーマーの運転を止めていただくことができます。梅雨時から夏にかけて、使用していない部屋や長期不在の場合や別荘等の居住してない場所には湿気カビ対策として運転することをお勧めします。
  • Q暖かい空気を取り込めるようですが、冬の暖房の代わりになりますか?

    • A暖房とまではいきませんが、補助暖房として1~2℃程度は室温を上げられる能力を持っており、暖房費の節約になります。
  • Q停止時に吹き出し口から外の冷たい空気が入ってきますか?

    • A標準の逆流防止弁により緩和されています。
      標準グリルでも蓋を回して手動で蓋を締めることは可能ですが、自然給気口の一つとして設置位置を工夫することで、換気に活かすことが可能です。
      運転時以外には閉じておきたい場合はサーモグリルか電磁グリル(オプション)をご使用ください。サーモグリルは17℃以下で自動で閉まり、17℃以上で開きます。電磁グリルはソーラーウォーマーが運転した時だけ開きます。
  • Q屋外の埃は室内に入ってきますか?

    • A空気はゆっくりとパネル背面より吸われるので埃が入りにくく、入ってしまった埃もフェルトで濾過されます。
  • Qアレルギーを緩和することはできますか?

    • A乾燥と除湿の効果で、真菌およびカビの発生の環境を改善出来るので、アレルギーや喘息に効果があると考えています。また新鮮空気による換気が促進されるので室内空気質が向上します。多くのお客様から、ソーラーウォーマーの設置後にアレルギー発疹の改善や喘息発作の減少が認められて、症状が完全に解消した事例もあります。
  • Q風量が多く出て吹き出し温度が低いように感じるのですが?

    • A太陽発電パネルは最初の一年間は通常よりも多くの発電をするため風量が多く出る可能性があります。一年以上経過すると設計レベルで安定するので最初の一年は風量を落とし気味にして使用してください。
  • Qなぜ太陽発電パネルが内部に組み込まれているのですか?

    • A太陽発電パネルを内部に組み込み一体化することでソーラーウォーマーの設置を容易にし、樹木やボール、風や雹、その他の様々な天候から太陽発電パネルを保護するためです。
      また、ソーラーウォーマーは太陽が当たる事で温風を作る仕組みとなっていますが、この太陽電池がスイッチとなり、日射がない雨の日の湿気や夜間の冷気を取り込まない役割を果たしています。
  • Qソーラーウォーマーの耐久性は?

    • A最も重要なパーツである太陽発電パネルの平均寿命は10~20年程度と予想しています。ファンの耐久性は、ダブルボールベアリングを搭載しているので、理論的には、約3万時間(=約25年間)に相当します。太陽発電パネルやファンは交換して利用していただくことが可能です。
  • Qパネルの素材は何ですか?

    • Aフレームと背面のパネルは耐塩性のアルミニウム製で、全てのネジとリベットも、ステンレス鋼と耐塩性のあるアルミニウムでできています。
      日射を透過させる前面の透過板はUV耐性と断熱性をもつプラスチックです。
      軽量で高い耐衝撃性を持ち、持ち運びや設置が容易で衝撃があっても破損しにくい素材となっています。交換するのも非常に簡単です。
  • Qソーラーウォーマーのメンテナンスは必要ですか?

    • Aメンテナンスは殆ど必要ありません。前面のパネルが汚れたら柔らかい雑巾等で拭き掃除を行う程度です。
  • Qソーラーウォーマーはどのくらいの騒音を出しますか?

    • A最大運転時で約40db(±2db)です。
  • Qコントローラーでは何が出来ますか?

    • A風量の調節が可能です。騒音レベルの調整も可能です。夏の暑い時期や温風が不要の時はスイッチを切ってください。
  • Q自分でソーラーウォーマーを取り付けできますか?

    • Aはい、可能です。電源工事がないので、DIYが出来る人で125φのコアドリルがあれば取り付けできます。海外では個人で取り付けをしている事例が多数あります。
      壁設置の場合、SV2・SV3・SV7で約2時間程度。SV14は約3時間程度で取り付け可能です。
      使用道具:穴あけ道具(ホールソー・コアドリル)、ドライバー、カッター、コーキング、防水テープ
      詳しい取付方法は「施工マニュアル」をご覧ください。

      ※この動画は海外での取付事例です。日本では屋根取り付けを推奨しておりません。あくまで取り付けイメージを得るためと考えてご参考下さい。

  • Q最適な設置位置は?

    • A直達日射が無ければ効果を発揮しません。可能な限り南側で樹木や建物等障害物による日陰が少ない場所に設置してください。
      計画にあたっては「設置計画マニュアル」をご参考下さい。
  • Q吹き出し場所をダクトで伸ばすことは可能ですか?

    • A基本的に短ければ短いほど効果が高くなります。
      ダクトで吹き出し場所を変えたい場合はなるべく空気抵抗が少ない形状の断熱ダクトを使用してください。
      SV2・SV3の場合、1~2m
      SV7・SV14の場合、1~4m
      SV20の場合、1~5m
      SV30の場合、1~15m

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